スポーツ推薦、危うし 切り替えはできるだけ早く

甲子園は中止になっちゃいましたね。夏の風物詩がなくなりました。

通っている高2の生徒に野球部の子がいるのですが、彼は今後何を目標に部活をするのでしょうか。
突然大きな目標を取り上げられてしまい、困惑していることでしょう。

目標もそうですが、他にも困ってしまうことがあります。

スポーツ推薦入試は一体どうなるの?

いわゆるスポ薦は運動部が有名な私立校に設けられている枠で、毎年若干名入試の点数問わずで合格しています。

この枠を狙っている方は、1日のほとんどを部活に費やしています。

全国大会出場だったり、個人成績で優秀な結果を残すことが必要不可欠で、ここで結果が出ない場合は推薦枠獲得は絶望的です。

今回のコロナウィルスの件で練習する時間や結果を出すための大会が全てなくなりました

推薦の判断基準がないということです。

これに対して、何か学校が対策するのかはまだ全く情報が入っていないです。

ただ、このままスポ薦枠を放置しておくと、部活の顧問のコネで入学する可能性が高くなる気がします。

明らかに悪い流れが出来てしまうので、各学校にはなるべく早い解決案を提示していただきたいです。

もしご心配であれば、推薦枠を取る予定の学校に電話で確認してみるのもありです。

「現時点では発表できることはない」と言われそうですが、いつ発表するのかをこちらが注意深く見ていることに気が付けば、早期対応を促すきっかけになります。

スポーツ推薦からの切り替えは絶望的?

結果が残せないからスポーツ推薦は狙えない。でも今から勉強するのでは周りと大きく差がついている。浪人も家計的にしんどい。どうすれば?

結構精神的にまいっちゃう状況です。

そんな皆さん、カレンダー見てください。

まだ5月です。

それぞれの入試まであと約8~9か月あります。

今から頑張れば十分に一般入試で合格できます。

諸君には集中力がある、折れない心がある

スポーツの大会で好成績を残すために日々努力している方は、共通して心に持っているものがあります。

負けず嫌いの心です。

突然一般入試を受けなければならないという窮地に立たされ、さっそく勉強をしてみたところ全く何もわからない。
普通ならここで諦めちゃいます。

しかし、彼らは自分がこうすると決めたことに対してはとことん追求して成し遂げようとする折れない心があります。

試合や大会の際に見せる集中力には目を見張るものがあります。

これが勉強に少しでも傾けば、残りの日数で合格を掴み取るのも夢ではありません。

スポーツも勉強も本質は同じ

私は以前にこんな感じの案件を扱いました。

スポ薦狙っていたのにダメといわれてしまった。現状まったく勉強できないんです。どうすればいいですか?」

面談してみると、生徒も保護者もパニックになっていました。

生徒は自分の学年よりも1年も2年も前のことがわからない。残り半年しかないのにどうすればいい?ってなっていますし、保護者は今の成績で行ける学校が全くないから打つ手なしでどうすればいい?ってなってます。

それぞれの視点から解決します。

生徒の視点から

学力差は歴然です。周りが勉強していた分を部活に充てていたのでしょうがないです。

周りよりも力の差が大きくついている時に、スポーツならどうしますか?
もちろん、周りよりもたくさん練習を行いますよね?

他にも、顧問やコーチからアドバイスをもらって無駄なく効率的にトレーニングすることを考えませんか?

勉強もさして変わりません。

一番重要視するべきは「勉強効率」です。

残り期間が短いのでやれることは限られます。集中的に強化できることが望ましいです。
なので、面倒見がいい個別塾優秀な家庭教師に見てもらってください。

フィギュアスケートの選手がわざわざ高いお金払って有名なコーチを付けるのに近いです。

コーチは大会までに何ができるようになればいいのか目標を立て、そこに向けてどのようなトレーニングを積めばいいのか独自の手法をもって選手に的確なアドバイスを出します。

部活を本気でやっていた子たちは、この形式に非常に慣れています

コーチから言われたことは絶対で、必ずこなしてきます。
なので、先生の示される合格までのスパルタで最短なルートを駆け抜けていくメンタルがあります。

この時のポイントは、なにをやるべきかを生徒自身に考えさせないことです。

時間に余裕がある場合は、問題点の発見から対策までを生徒自身に考えさえせます。
しかし今は緊急事態です。
その思考する時間すら惜しいので、完全に先生がスケジュール管理して勉強を進めます。部活なら毎日のトレーニングメニューが全部決まっている感じです。

保護者の視点から

成績が上がらないとどこにも行かれないのは、まさにその通りです。
しかし、それを生徒に突き付けてもいいことはありません。

保護者の立ち位置は部活でいうところのマネージャーです。

まずはしっかりした先生をつけましょう。上述の通り何をやってもらいたいのかを伝えて、すぐに状況を理解し具体的な打ち手が出てくる人がいいと思います。
あとは、生徒との相性も見てください。

質問しにくい、異性の先生は苦手、年が近すぎるのは嫌だ、などなど要望をなるべくかなえてあげてください。

色々言いましたが、先生を決める際に一番大事なのは「信頼できるか」です。
もし不合格になったとき「あの先生のせいで」なんて恨みが出てきそうなら変更したほうがいいです。

次に、生徒のメンタルケアです。
生徒が勉強をする際に、嫌というほど自分が勉強できていないことを目の当たりにします。テストの結果が良くないとかなり落ち込みます。こんな時に支えてあげてください

先ほども書きましたが、成績が伸びていないなどを指摘するのは逆効果です。
ただでさえ、普通の受験生よりも厳しい勉強を強いられているので、それがこなせていること自体を褒めてあげましょう。

苛立ちのやり場がなくて保護者にあたって来たりしますが受け止めてあげてください。

保護者自身も、子どもの今後が掛かっていますので精神的にきつい状態だと思います。
この時は、先生に時間を作ってもらい面談をするといいです。

問題が解決しなくても、現状の話を聞いてもらうだけでだいぶ気持ちが軽くなります。
先生自身も、生徒がどのような状況にあるのか把握する手掛かりになりますので迷惑だと思わずに積極的に話すといいと思います。

まとめ

現状スポーツ推薦の基準が曖昧なので、あてにならない。

もし一般受験するのであれば切り替えはできるだけ早く。

受験勉強は今からでも遅くない。いい先生に導いてもらうと効率がよい。

生徒も保護者も大変だけど頑張る。

以上です。

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

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